日本では,国公立大学で,2次試験の願書の受付が始まりましたね。
先日,こんな記事を発見しました。
http://blogos.com/article/156176/
大学,学部の選択についてです。こんなことが書いてあります。
「入るまでこんなことやるなんて知らなかったよ。調べなかった俺も悪いけど受験勉強そのものと同じくらい大事だよこれ」
「親の希望の学部に入った。やりたいことではなくて、そこから人生狂った気がする」
私は,横浜国立大学の教育人間科学部学校教育課程という所に所属しています。
そこは,小(中)学校の教員養成が使命です。
それで,教員1名あたりの学生数がほかの学部よりも少なくしてもらっています。
でも,教員になる人が少ないのです。
まあ,教員にならないのは本人の自由ですので,非難もしません。
私は同僚と比べ,そういう学生にもかなり温かいと思います。
大学は,就職のための予備校じゃないですからね。
ただ,実際には,教員になる人が少ないので,文科省にいろいろ言われているのは事実です。
場合によっては,教員養成系がつぶされ,自分の職場がなくなってしまうかもしれないのですが。
それはともかく,教員採用試験を受けない理由として,入学するときから教員希望じゃない学生が
かなりいるんです。
同僚は,横浜に来たいという理由だけで受験したんじゃないか,というようなことも言うんですが,
実際はわかりません。
とりあえず,教員希望じゃない人は,うちで勉強しても楽しくないし,4年間,かなり無駄に
過ごすことになってしまっていると思います。もちろん,サークルとか,楽しいことはあるんでしょうが。
でも,肝心の勉強がつまらなければ,かなり無駄ですよね。
この言葉,心に刺さりますね。
「大学行けば好きな勉強できるとか言われてたけど嘘やん」
記事のこんなのも書いてありました。
出身学部ごとの30代の平均年収は、文系トップが「経済・経営・商」(480万円)で、最下位の「心理」(290万円)と190万円もの差が開いている。
心理はなんでこんなに低いんでしょうね。
http://doda.jp/careercompass/yoron/20140221-8532.html
河野俊之